七夕   

2011年 07月 07日

 幼い頃は、七夕と云えば短冊に願い事を書き、夜になれば空を見上げて、あれが天の川と言いながら、大きな夢を描いたものです。今日あいにくの雨です。天の川は見れません。夢は必ず実現する。夢は大きいほどいい。と小生51歳になってもそう思い続けています。子どもたちにも夢を持つ大切さを、伝えていきたいと思っています。空を見れば、宇宙には満天の星が散りばめられているように見えますが、私たちが見ている宇宙は、ごく一部であり、実は宇宙は暗くほとんど見えていないのです。朝日新聞の記事にありましたが、天の川の外で宇宙空間を見た場合、その明るさは「真っ暗な東京ディズニーランドの敷地にろうそくの火を3本灯した程度。」だそうです。地球から見る宇宙・夜空は大気そのままが放つ光や、宇宙のチリ等によって拡散された太陽の光や天の川・銀河の星の光によって、1千倍から1万倍明るくなっているのです。本来の宇宙は暗く、ほとんど何も見えていないと云うことです。見えないからと云って何もないのではなく、宇宙には見えない物質がたくさんあるのです。宇宙は暗くとも、明るく・大きな夢だけは見続けたいものです。
合掌 南无阿弥陀佛 善本秀樹拝

by junshoji | 2011-07-07 16:13 | 住職日記

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