コロコロ総理大臣   

2011年 06月 07日

 毎年のように日本の首相・総理大臣が替わっています。今日の朝日新聞の天声人語におもしろい内容が書かれていました。これまで5人続けて、一年ごとに総理大臣が交代し、まるで生徒会長みたいだと。ご健在な元首相は実に12人になるそうです。日本の首相は賞味期間が短く、地位は軽い。次の首相・総理大臣もつなぎである。等々。話しとしてはおもしろいですが、日本国民の一人として、情けなく恥ずかしい思いでいっぱいになります。毎年この時期になると、総理大臣が替わっているのです。よくもこのような状況で、日本国として成り立っているなあと思うことです。海外から見れば、トップリーダー不在の日本は信用できないといったところでしょう。衆議院・参議院合わせて数多くの国会議員がいるにもかかわらず、トップリーダーが現れない、また育たないのは、本来の国会議員の仕事をしていないからでしょう。自己を守るための権力闘争ばかりに追われている議員さんばかりです。今の国会議員がいる限り日本の国は、善くならないのではないかと思います。これまでブログに何度も書いてきましたが、これから日本にとって大切なことは、まず人を育てる教育を重視することが必要です。そして今までの政党政治を改め、選挙制度も見直し、選挙投票率をあげる工夫を模索するようにしなければなりません。選挙投票率が低いのは、民主主義の国家とは言えません。選挙投票率が高くなれば、自然に仕事ができる国会議員が選ばれ、日本は善くなることでしょう。
合掌 南无阿弥陀佛 善本秀樹拝

by junshoji | 2011-06-07 15:58 | 住職日記

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