賛否両論   

2011年 05月 23日

 橋下大阪府知事の大阪維新の会が提出している国旗掲揚、国歌君が代を斉唱する際、府立学校の先生に起立を義務づける条例案。新聞各紙の投書欄を見ておりますと、賛否両論あることに気づかされます。ある新聞は反対。またある新聞は賛成と必ずどちらかに偏っていることにも気づかされます。何故賛成、反対の両方の意見を同時掲載しないのでしょうか。それは新聞各社それぞれの主張があるからではないでしょうか。つまり新聞と言えども記事内容は、平等に扱っていないと言えます。一社だけの新聞を見ていただけでは、 本当に正しいことが見分けられません。そんなことを考えると、よほどしっかりとした見識を持ち合わせていないと、真実が見えなくなります。東日本大震災で事故を起こした福島第一原子力発電所の報道内容が、だいたい同じであること、こういう時はある面報道規制があるのではないかと疑いたくなります。いずれにせよ私たちは報道に振り回されるのではなく、私自身のしっかりとした意見、主張を持つことが大切であると思います。賛否両論あることは、自由であること、幅広い意見があることの証です。
合掌 南无阿弥陀佛 善本秀樹拝

by junshoji | 2011-05-23 14:47 | 住職日記

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