決断・英断とメッセージ   

2011年 05月 09日

 静岡浜岡原子力発電所を停止すると、菅総理は決断しましたが、浜岡原子力発電所以外の全国にある原子力発電所は、運転停止を求めないと意志表示しました。東海地方の大地震は、30年以内に87%という高い危険性があり、その他の地域の原子力発電所は危険性が低いという見識ですが、本当にそんな考え方でいいんでしょうか。これはまったく悠長な考え方であり、危機感がなく呑気過ぎます。この度の浜岡原子力発電所停止の決断が、英断ではなくなります。大地震はいつどこに起こるのか、誰にもはっきりしたことはわからないはずです。ならばもっと危機意識を、トップリーダーなら持つべきです。経済活動が低迷するからと言いますが、節電・省エネもそうですが、日本国民は聡明かつ賢明であります。日本国民を信じて将来に大きなツケを残さないよう、間違いのない決断・英断をしてもらいたいことです。我々佛教界も佛法に照らし合わせ、政治家が間違った判断をすれば、強いメッセージを発すべきです。今佛教界からメッセージを発しなければ、佛教界の体質そのものが問われることになるのではないでしょうか。私達佛教徒が、この日本の危機に、佛さまの大悲心を真剣に伝えなければ、佛法が廃れてしまいます。今この時にこそと願うばかりです。
合掌 南无阿弥陀佛 善本秀樹拝

by junshoji | 2011-05-09 14:39 | 住職日記

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