智恵は幅広く集める   

2011年 04月 07日

 東日本大震災によって日本再生・再建ビジョンを1日も早く確立することが急務です。菅総理は復興構想会議という組織を立ち上げました。そのメンバーには、名がよく知れた建築家や大学教授が候補にあがっていますが、小生が思うに、宗教者や哲学者をまず筆頭にメンバーに入れるべきです。机上の形だけの復興構想を考えてもダメです。復興理念となる精神面が最も大切です。東日本から日本全土を変えていく、今までの物欲だけに頼らないライフスタイルを変えていく、人を育てる教育を大切にしていく等々、柱となる大きな目標、ビジョンがなければ、本当の復興とは言えません。欧米では、非常事態には必ず宗教者や哲学者の意見を取り入れています。小生の意見が、ブログを通して伝わることを願い、念じます。
合掌 南无阿弥陀佛 善本秀樹拝

# by junshoji | 2011-04-07 12:05 | 住職日記

謙虚に生きる   

2011年 04月 06日

 ここ2、3日、日中は暖かくなりました。しかし朝晩は、まだ肌寒く、日中との温度差が体調を崩す原因にもなります。東日本大震災で被災された方々は避難所での生活、嘸(さぞ)お辛いことでしょう。灯火のない暮らしは、苦痛そのものです。この度の大震災は、人間の作った物が、如何にいい加減で、またあてにならないものか知らされたことです。想定外とは言え世界一の防波堤、原子力発電所も、もろいものでした。この世に生きている以上、どうしようもないことは必ずあります。だからこそ日ごろから謙虚に生き、人間の作った物は、必ずいつかは崩れることを忘れてはなりません。人間の欲望はとどまることはありませんが、「これではいけないな」という私達一人ひとりが自省すべきです。どうしようもないとき、佛さまの大悲のお心をいただきましょう。ナモアミダブツと声に出たとき、それが佛さまのお心が届いた証です。
合掌 南无阿弥陀佛 善本秀樹拝

# by junshoji | 2011-04-06 12:26 | 住職日記

母なる海を汚染することは大きな罪   

2011年 04月 05日

 とうとう福島第一原子力発電所は、放射能で汚染された水を、海へ放出し始めました。事態は相当深刻です。報道では、汚染度は低いとは言っていますが、どの程度なのか、実際には誰にもわかってはいないのではないかと思われます。それよりも、たとえ低い汚染度であっても、影響が少なからずあるのは当然です。これから将来食物連鎖等によって、私達よりもこれからの若い世代に、悪影響が出てくることが心配です。私達の勝手な作り物によって、命の源である海を汚染することは、大変罪深いことです。今ある他の原子力発電所においても、同じ事態になるかもしれません。自然の災害は私達の考える、想像以上に大きな力を持っているのですから。そうなれば小さい狭い日本は壊滅してしまいます。もうこれ以上汚染を広げないよう、自然環境を壊さないよう国民総出で、対処すべきではないでしょうか。1日も早く大胆に放射能汚染を封じ込める作戦をたて実戦すべきです。今日本人の勇気ある行動が試されるときです。人間の作った物は、如何にもろいものか。この事故を機に、人間のおごりたかぶり、欲望の愚かさ、恐ろしさをを一人ひとりが自覚し、謙虚になりましょう。このことを日本再生・再建ビジョンにも明記すべきです。将来子や孫たちの善き日を願って。
合掌 南无阿弥陀佛 善本秀樹拝

# by junshoji | 2011-04-05 16:35 | 住職日記

勇気ある覚悟を決めたメッセージを   

2011年 04月 04日

 東日本大震災は、早いものでもう3週間が過ぎました。日ごとに被災地ではいろんな問題も新たに起きてはいますが、新聞、テレビ等マスコミは、日に日に東日本大震災を取り上げる時間帯が少なくなってきました。そんななか被災地では、未だ被害の全貌が把握できず、行方不明者の捜索も難航しています。また発見されたご遺体の埋葬にも苦慮し、追いつかない状態です。義援金も各組織、団体にたくさんのお金は集まってはいますが、被災された方々には届けられてはいません。福島第一原子力発電所の事故は、事態を収集するにはほど遠く、日々対処療法に追われています。仮設住宅の建設もあまりの数の多さに遅れています。避難所生活も高齢者、幼い子供たちにとっては過酷です。日本のトップリーダーである菅総理、一刻も早く日本再生・再建ビジョンを確立し、勇気ある覚悟を決めた言葉、メッセージを発してください。歴史に残る総理として、灯火のあるメッセージを発信し続け、即決断実行し国民を勇気づけてください。
合掌 南无阿弥陀佛 善本秀樹拝

# by junshoji | 2011-04-04 16:24 | 住職日記

自己を知らされる佛法   

2011年 04月 03日

 この世は無常であり、この私の身にもいつ何時災難が、降りかかってくるかも知れません。この私は災難が降りかかってくると、どうしても私以外の外に向かって悪いことを転嫁しようとします。内に向かってこの私を見ようとはしません。つまり外の物、人等が悪いんだと結論づけてしまいます。しかし佛法に出遭えば、私の心、本当の私の姿が見えてきます。佛法は私自身を写し出す「鏡」と言えます。「あなたの本当の姿はこうなんだよ」と知らされるのです。自力から解き放され、他力に出遭い気付かされるのです。それがナモアミダブツなのです。生きている以上どうしようもないことは、必ず起こります。現実を素直に受け止め、神も仏もあるものかと決して言わないことです。佛法によって見えてきた真の私の姿を、見据えることが大切です。
合掌 南无阿弥陀佛 善本秀樹拝

# by junshoji | 2011-04-03 15:27 | 住職日記