女性指揮者西本智実   

2011年 05月 29日

 台風2号の影響で今日朝から大雨、昼から強風。そんな中今日お昼2時から、神戸国際会館こくさいホールで、ロシア国立交響楽団の首席客演指揮者に就任された、西本智実さん初の日本公演を坊守と行って来ました。あいにく天候も悪かったせいか、来場者はやや少なめでした。チャイコフスキーのピアノ協奏曲をはじめとしてロシア国立交響楽団のフルオーケストラのスケール、音の素晴らしさには感激しました。西本智実さんといえば関西の人。指揮者になるためロシアに留学され、稀なる女性指揮者として世界中で活躍されています。クラシックが好きな人ならば、指揮者西本智実さんのことを知らない人はいないでしょう。あまりにも過酷な指揮者ゆえ、腰を痛めておられ、指揮台に上がって指揮棒を振る前は、両足を広げ腰、身体を安定させてから演奏に入るそうです。指揮者は並大抵の体力では、長時間の演奏は勤められません。またあらゆる楽器の音を瞬時に聞き分け、演奏を導いていく集中力、判断は小生には計り知ることはできないでしょう。これから益々の指揮者西本智実さんの活躍とご健康を念じ続けたいと思います。いつも素晴らしい、感動の演奏ありがとうございます。
合掌 南无阿弥陀佛 善本秀樹拝

# by junshoji | 2011-05-29 19:09 | 住職日記

サミット   

2011年 05月 28日

 G8サミット。主要国首脳会議がフランスの北に位置するドービルというところで開催されました。主要国首脳会議・サミットと言えば、従来ならば経済を中心に話し合われるのですが、東日本大震災により被害を受けた福島第一原子力発電所の事故によって、原子力の問題も大きなテーマになっていました。ウェルカムランチに異例の冒頭のあいさつを菅総理がされたそうです。世界からこの度の東日本大震災に対し、義援金並びに救援活動、物質等々をいただいたことは素直に心からお礼を申しあげるべきでしょう。また福島第一原子力発電所の事故、処理の対応等々について丁重にお詫びすべきでしょう。今回のサミットほど、日本が世界に注目されたことはなかったはずです。世界中が菅総理がどんなメッセージを発するのか、期待されていました。しかし、中途半端で原子力依存なのか脱原子力発電なのかよくわからないといった印象を、与えてしまいました。世界は、原子力に対し日本はどのように舵取りをするのか、どのようなはっきりとしたメッセージを発するのかと待ち構えていましたが、この度の菅総理のメッセージは世界をがっかりさせてしまいました。日本だからこそ脱原子力と言えるのです。今の日本の立場・状況だからこそ脱原子力発電と言えるのです。結局は今回のサミットは原子力依存になってしまったのです。世界を変える脱原子力の強いメッセージが日本から出なかったのは、大変残念であり今後大きなツケを残すことになるでしょう。せっかくの大きなチャンスを逃してしまったのです。
合掌 南无阿弥陀佛 善本秀樹拝

# by junshoji | 2011-05-28 16:00 | 住職日記

梅雨入り   

2011年 05月 27日

 例年より12日早い梅雨入りです。近畿地方は、1991年以来で2番目に早い梅雨入りだそうです。今日は朝から肌寒く、お参りさせていただいたある檀家さんは、暖房を入れておられました。こんなに寒く早い梅雨入りは、初めてのような気がします。この5月は、カラッとしていた日もあれば、梅雨のようなじっとりとした雨が続いたりと、五月晴れという日は少なかったように思います。ここ数年、暑さ寒さが極端で、何か四季折々の季節感がありません。台風も去年は大変少なかったのですが、今超大型の台風2号が近畿地方にも接近中です。5月にそれも超大型台風。小生の記憶にはありません。被害が及ばないことを願います。特に東日本大震災の被災地に台風が接近しないよう重ねて願うことであります。近年自然・気候がおかしくなったのは何故なのか。私達人間が自然環境を変えてしまったのか。いやそうではないのか。いずれにせよ自然と人間が互いに関わり合い影響し合っていることは間違いなく、行く末を案じます。人間の文明技術の発展が、比例して自然環境を壊し、その影響、報いが自然災害となって我が身に降りかかって来るのです。佛法の因果応報の教えであります。佛法を聞く人が一人でも増えれば、自然に環境も善くなると思うのですが。今こそ正しい佛教が世に広まることを、切に願うことであります。
合掌 南无阿弥陀佛 善本秀樹拝

# by junshoji | 2011-05-27 16:08 | 住職日記

日本から世界へ脱原子力   

2011年 05月 26日

 フランスパリでサミット前に、経済協力開発機構(OECD)50周年記念行事に菅総理自ら出席し講演しました。エネルギーについて、これからの国策を述べたのですが、これから日本は原子力発電には頼らないという、強いメッセージがなかったのが、非常に残念でなりません。日本は戦争中には原子爆弾、この度の福島第一原子力発電所の事故と、日本は立て続けに原子力により、深刻な被害を受けてきたのです。にもかかわらずまだこれから、今まで通り原子力発電所に頼る政策を推し進めるのか。小生は理解に苦しみます。このままでは今の子どもたちに原子力発電所の恐怖、不安を残し続けるのです。本当の国の利益、これからの繁栄は脱原子力から始まるのです。ヨーロッパドイツをはじめスイスも原子力発電所全廃を目指し、脱原子力の政策を打ち出しています。何故日本も原子力発電所全廃ができないのでしょうか。日本から脱原子力発電の強いメッセージを発すれば、必ず世界に影響を与えます。そして世界が考えを改め変わっていくのです。今の菅総理、政権与党民主党には、危機=チェンジ=チャンスという意識は持ち合わせていないのでしょう。議員どおしの幼稚なお誕生日会をこの時期にする民主党には、まったく世の中の動きが見えないのでしょう。国民の我慢にも限度があります。
合掌 南无阿弥陀佛 善本秀樹拝

# by junshoji | 2011-05-26 17:12 | 住職日記

本来のこの私   

2011年 05月 25日

 人はどんなに地位や名誉、お金持ちまた豊富に知識を備えている人でも、よりもっとよくなりたいと、もっと欲しいと悩み続けます。それは一生涯途切れることはないでしょう。時に人は、周りの人を愛すること以前に、人から愛されることを求めます。常に人から愛され続けたいのです。それも自己中心に無条件で愛されたいのです。それほど私という身勝手なところが誰しもあります。そういう私であるからこそ、佛さま阿弥陀如来さまはこの私を見通して、決してダメと怒ることなく、悲しみという大悲心で、この私そのままを受け入れてくださるのです。その証、証明がお念佛・ナモアミダブツなのです。無条件でわがままなこの私を、そのままの姿で抱きとり、救ってくださるのです。佛さま阿弥陀如来さまが現にいらっしゃるからこそ、生きていけるのです。小生お念佛一声一声に、気づかされる毎日です。
合掌 南无阿弥陀佛 善本秀樹拝

# by junshoji | 2011-05-25 17:40 | 住職日記