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覆った柔道判定   

2012年 07月 31日

 ロンドン・オリンピックも4日目となりました。柔道と云えば日本独自の国技であります。オリンピックに柔道が取り入れられてから、柔道が変わってきました。ガッツポーズや、柔道着の乱れが気になります。大変失礼ながら、柔らかスポーツになってしまったように思われます。ロンドン・オリンピックの柔道で、日本と韓国の選手が戦い延長戦でも勝負が決まらず、審判の判定で韓国を勝者と決めました。しかし日本側が厳しく抗議しました。すると、何と5分ほどで判定が覆り日本が勝者となったのです。抗議は英語かフランス語でしか認められないそうです。抗議するのもお金がいるのです。本来勝負の判定とは、闘っている者どおしが一番よくわかっており、審判がいなくてもいいはずです。これこそが、日本古来大事にしてきた【道】なのです。そして、立ち振る舞い・作法・姿勢を美しく見せるのも【道】であるはずです。今や柔道は、フランスを中心にしたお家芸のようなスポーツであり、日本の誇れる国技ではなくなってしまいました。
合掌 南无阿弥陀佛 善本秀樹拝

by junshoji | 2012-07-31 18:56 | 住職日記

ネットパワー   

2012年 07月 30日

 総理官邸前・国会議事堂前の政治の中枢永田町で、「脱原発・さよなら原発集会」が始まってはや4カ月になります。ますます集会に参加する人数は増えてきています。この抗議行動は単なるデモではありません。通常国会議事堂前をデモすることは許可されません。この脱原発抗議行動は特定の団体等に限った集会・運動ではなく、小さなグループ・集会が集まって大きくなっていったものであり、当然ビラ配りや署名活動等は一切していません。ネットのツイッター等で呼びかけし賛同した人たちが、いっときに集まって抗議行動を起こしているのです。今までになかった抗議スタイルと云えるでしょう。だからこそ、20万人とも云われる人たちが、自らの判断・原発は要らないという意志を持って参加できたのです。たくさんの人びとの脱原発・さよなら原発の声が総理官邸に届いているはずですが、野田総理は相も変わらず沈黙しています。政権与党民主党をはじめ自民党・公明党等々は、抗議行動をしり目に、内心は戦々恐々の驚きを感じているのでしょう。何しろ、既成の政党を相手にせず・無視し、国民自ら考え・行動しているのですから。このまま次期衆議院選挙・総選挙を迎えたら、これまでの政党の存在すら危ぶまれることでしょう。無党派層と云われる若者たち・今まで政治・選挙に関心のなかった人たちが、脱原発を訴える抗議行動によって、何とかしなければと目を覚ましたのです。永田町の政治家では、日本は何も変わらないことに、やっと国民は気づいたのです。国民の声・行動が今後の日本を変えてゆくのは間違いありません。それにしても、ネットパワーの凄さをつくづく感じる次第です。
合掌 南无阿弥陀佛 善本秀樹拝

by junshoji | 2012-07-30 20:57 | 住職日記

右肩下がり   

2012年 07月 29日

 連日とにかく暑い。35℃以上の厳しい猛暑が続いています。年々日本の夏は暑くなっています。都市化によるヒートアイランド現象でますます街は暑くなるいっぽうです。さて、日本人の女性の平均寿命が27年ぶりに香港に抜かれ、2位となりました。男女とも2年連続の低下となりました。1位の香港の女性平均寿命は、86.7歳。2位の日本の平均寿命は85.9歳でした。日本の平均寿命の低下傾向の原因は、ひとつはあの東日本大震災で多くの方々が亡くなったのが、影響しているようです。もうひとつの原因は、20代の自死・自殺者が増えたのが影響しているとみられるそうです。若い世代の自死・自殺者の年々増加も深刻な問題であります。日本は何もかもが、右肩下がり傾向にあります。この暑さ・猛暑も今後いろいろと影響することでしょう。皆さん無理をせずにご自愛ください。
合掌 南无阿弥陀佛 善本秀樹拝

by junshoji | 2012-07-29 19:50 | 住職日記

ロンドン・オリンピック   

2012年 07月 28日

 いよいよ17日間にわたるスポーツの祭典・ロンドン・オリンピックが始まりました。今回でオリンピックも30回になります。またロンドンでのオリンピック開催は、1908年と1948年に続き同一都市では初めての3回目になるそうです。開会式は毎回ハデになってきています。その国・都市の威信をかけた開会式=お祭りなのです。今大会の開催費用はなんと1兆1400億円だそうです。2020年の東京五輪招致活動費は、75億円いるそうです。人間の欲望はとどまることをしりません。お金がなければ受け入れることができない、オリンピック=スポーツの祭典であります。なにはともあれ、日本人の笑顔いっぱいの活躍を期待します。オリンピックというスポーツを通して、差別のない平和な世界が築けるよう切に願うばかりです。
合掌 南无阿弥陀佛 善本秀樹拝

by junshoji | 2012-07-28 18:54 | 住職日記

猛暑と土用の丑   

2012年 07月 27日

 厳しい猛暑がここ2.3日続いています。今日も朝から気温はうなぎ登りでした。お昼前には、35℃まで上がっていました。熱中症になる患者さんも急増中です。うなぎ登りの気温に合わせたように、土用の丑の日を迎えました。今年は特にウナギの蒲焼きが高騰しています。毎年シラスウナギの稚魚が減り続けているのです。乱獲が原因です。今やウナギは、日本はもとより中国、ロシア等で大量に消費されているのです。このままの状態では、ウナギが絶滅するかもしれません。そんななか、おかげさまで有り難いことに、「これで栄養をつけて猛暑下のお盆参りを乗り切ってください」とウナギの蒲焼きを頂戴しました。朝からウナギのことしか頭になかった欲深い小生にとっては、愚かさゆえ思わず手を合わさずにはおれませんでした。あらゆる命の犠牲のうえに生かされている私の命であります。土用の丑の日。これも善き佛縁。ありがとうございました。
合掌 南无阿弥陀佛 善本秀樹拝

by junshoji | 2012-07-27 18:00 | 住職日記

ザ・レディ   

2012年 07月 26日

 今なお世界各地で内戦や紛争が頻発しています。ミャンマーもいまだに軍事政権が続いています。そんななか、民主化運動の指導者・国民民主連盟(NLD)党首=アウンサンスーチーさんの実話映画、ザ・レディを鑑賞しました。ミャンマーでは、アウンサンスーチーさんを公には、ザ・レディと呼んでいました。祖国・ミャンマーの民主化のために、まさに命をかけて働き続けているアウンサンスーチーさんです。強い信念をもった生きざまを、まざまざと観せつけられました。最後まで涙なしでは観れない感動の超大作であります。しかしながら、場内の観客はまばらでした。ミャンマーと日本とは、深い関わりがあります。日本は最大の援助国でもあったのです。日本人の関心の薄さが気になります。アウンサンスーチーさんは、世界では稀なる存在・トップリーダーと云えます。まず、数少ない女性指導者であり、その容姿・作法の美しさです。そして、笑顔を常に持ち備えながら、強さと勇気ある行動には感服します。引き裂かれた夫と二人の子どもたちの愛と絆をひたすら信じて、決して後ずさりしない強い母なのです。15年間も軟禁され、2010年にようやく選挙で国民民主連盟(NLD)の党首となり、今月25日には下院本会議で初めてミャンマーの民主化のために、議論しました。外圧のある中でよくぞ撮ってくれた、リュック・ベッソン監督。名演技のミシェル・ヨー(アウンサンスーチー)のお二人にスタンディングオベーションです。猛暑の最中、是非とも映画館で観てほしいお勧めの感動作品であります。
合掌 南无阿弥陀佛 善本秀樹拝

by junshoji | 2012-07-26 18:37 | 住職日記

聞くと聴くの違い   

2012年 07月 25日

 人と人とのコミュニケーションがとれない・会話ができないということがよく言われます。この度自民党の重鎮でもあり、元総理大臣でもあった森喜朗氏・御年75歳が引退することを表明しました。ある新聞のインタビューで森喜朗元総理は、「若手の議員は自分の主張だけして帰ってしまうのが多くなった」と。また、「テレビやブログ・ツイッターで自分の言いたいことだけ発信している」つまり「人の話を聞かない。それでは物事は決まらない」と、述べています。さすが元総理。うなづけます。若手の議員に限らず、ネット社会にどっぷり浸かった若い人たちは、人の話を聞くのが下手になってきたのです。小生自身も反省しきりであります。最近「聞く力」という本がよく売れているそうです。コミュニケーションの極意なるものを教えているそうです。連日報道されている「いじめ」の問題もよくよく考えてみれば、お互い相手の立場を理解し聞いていこうとするならば・常日頃からコミュニケーションがあれば、いじめはなくなっていくものと、単純ではありますが小生はそう考えます。そしてもうひとつ。それは聞く力よりもさらに、【聴いてゆく力】を身につけることであります。【聴く】とは、耳だけではなく、身口意・身体全体で受け止めることなのです。【聴いてゆく力】は、話すこと以上に相手を受け入れるべく体力・精神力が必要です。そして、あなたとわたしは容姿は違っても、【心では繋がっている・いっしょなんだよ】という気持ちを持つことが一番大事であります。
合掌 南无阿弥陀佛 善本秀樹拝

by junshoji | 2012-07-25 18:25 | 住職日記

世界のイチロー   

2012年 07月 24日

 マリナーズのイチローが超名門・ヤンキースへ移籍しました。突然のビックニュースに驚きました。日本のプロ野球・オリックス時代からつけられていた51の背番号は、これを期に31に変わるそうです。11年半マリナーズで活躍したイチローにとって、重い決断であったと思います。感無量の涙の記者会見でした。イチローは今年でもう39歳になります。野球選手としては決して若くはありませんが、イチローの体力・精神力はまだまだ劣ってはいません。イチロー自身も「環境を変えて刺激を求めたい」と語っていました。日本の誇る世界のイチロー。今後ますますの活躍をファンの一人として、陰ながら応援し続けます。
合掌 南无阿弥陀佛 善本秀樹拝

by junshoji | 2012-07-24 17:56 | 住職日記

家族葬に問う   

2012年 07月 23日

 葬儀が久しぶりにありました。大手の葬儀社の会館で執り行われました。最近は、家族葬と云われる葬儀の形が流行っています。以前なら、まず葬儀会館は大きなホールから順に決まり・押さえられるのが常でありました。しかし、近頃は事情が違うそうです。ここ2.3年の間に家族葬が急に増えて、まず小さなホールからつまってゆくそうです。家族だけでひっそりとお別れをしたいと云うのが、家族葬でありましょう。そのお気持ちはよく理解できます。しかしながら、この家族葬が流行ることによって、ますます人と人との関係・絆が希薄になってきたように思われます。人は家族だけでは知り得ない大勢の方々との深いご縁が、必ずあるはずです。葬儀にはその方々をお招きし、生前のお付き合いに感謝しながら、遺さたご家族が故人に代わって御礼申しあげる場が、葬儀=人生最後の卒業式ではないかと思うのです。葬儀は内々にするのではなく、広く世間に告知すべきだと小生は思います。もう一度申しあげたい。葬儀とは、ご家族も知らない故人とお付き合いのあった有縁の方々に、喪主さまが故人に代わって御礼申しあげる場でもあるのです。これも善き佛縁であります。
合掌 南无阿弥陀佛 善本秀樹拝

by junshoji | 2012-07-23 17:58 | 住職日記

準備   

2012年 07月 22日

 今月も気がつけば、もうあと10日で終わりです。今日も暑い1日でした。関東から東北地方にかけては、気温が低かったそうです。。今年は大気の状態が非常に不安定で、各地に大雨の被害をもたらしています。人間の作り出した生活環境によって、気候が変わってしまったのか。その影響なのか人間社会もいろんな惨事が多々あり、社会全体がおかしくなってきたのではないでしょうか。そんな状況下で、呑気な小生もそろそろ本腰を入れて、お盆参りの準備をしなければなりません。お盆参りは、各ご家庭のご先祖さま・ご家族を通して、おかげさまと感謝しながら小生自身を見つめ直す機会でもあります。
合掌 南无阿弥陀佛 善本秀樹拝

by junshoji | 2012-07-22 20:16 | 住職日記