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ロイヤルウェディング   

2011年 04月 30日

 イギリスの王位継承である故ダイアナ元妃の長男ウィリアム王子と、一般家庭で育ったケイト・ミドルトンさんが昨日結婚されました。ケイトさんは、ケンブリッジ公爵夫人という称号が与えられ、これからは、キャサリン妃と呼ばれるそうで民間出身は実に350年振りになるそうです。テレビ中継を20億人以上が見たとか。小生も感動した一人です。英国らしく豪華ながら、式は質素な面も有り、まさにロイヤルジミ婚であるなと感じました。英国は日本と同じように国にはお金がなく、今苦しい超緊縮財政です。そんななか昨日のロイヤルウェディングは、英国民を意識したロイヤルジミ婚だったのでしょう。これを機に、英王室はこれから変わるというメッセージが込められているように思います。結婚式を挙げたロンドンのウェストミンスター寺院がこれまた素晴らしい。神父さんの説教もテレビ中継され、長い歴史のなかで、心のよりどころとして、大切に護られてきたのがよくわかります。日本のお寺も、結婚式もありまた葬儀も行うウェストミンスター寺院と同様です。最近では少なくなりましたが、もちろん佛教でも結婚式があり、昔はあたりまえのようにお寺であったのです。宗教、寺院を大切にする英国は、必ず財政危機を乗り越えることでしょう。日本も英国のような意識に、変えていかなければなりません。
合掌 南无阿弥陀佛 善本秀樹拝

by junshoji | 2011-04-30 15:38 | 住職日記

節電   

2011年 04月 29日

 世間では、今日からゴールデンウイーク・大型連休です。朝晩まだひんやりとしますが、昼からは動けば少し汗をかく陽気になりました。東日本大震災で被災された地域では、未だ先の見えない不自由な生活をされておられる方々が、たくさんおられます。福島第一原子力発電所の事故により、これから暑くなり、どうしてもエアコン等の電力消費が増えてくることでしょう。今関東地方特に東京では、電力の消費を押さえるため、派手な電飾等の明かりが消えて都心全体が暗くなっているそうです。世界中で夜の街が一番明るいのは、日本ではないでしょうか。ヨーロッパの街では日本人が訪れると暗く感じるそうです。電力消費量は、バブルと言われるあの頃より多くなっています。夜は明るければある面安心できるものですが、人間も動物の一種です。夜はそれなりに暗ければ、体内時計的にいえば、落ち着いた生活を送れるのではないかと思うのです。関西神戸も東京に倣って節電すべきです。神戸らしい夜の雰囲気を醸し出す工夫をしてみてはと思うことです。特に電飾広告は止め夜空がよく見えるように、人間の背丈以上は明かりを抑え、歩道の足元を少し明るく。家庭においても昔のように明るさを抑える等々。蛍光灯は極力消し、一部を照らすだけの間接照明をしてみてはどうでしょうか。部屋が広く感じられ落ち着きます。低い総電力消費の目標を市が決めて、市民一人ひとりが実行していくように、エコ神戸をアピールしてみてはどうでしょうか。
合掌 南无阿弥陀佛 善本秀樹拝

by junshoji | 2011-04-29 15:17 | 住職日記

勇気をいただく   

2011年 04月 28日

 天皇陛下、皇后陛下お二人そろって昨日東日本大震災で被災した東北宮城県へ、お見舞いに行かれました。両陛下はご多忙またご高齢にもかかわらずその行動力、そのお姿には、大震災に対する深い哀悼のお心が感じとれます。皇后陛下は被災された方から、スイセンのお花をお受け取りになられたそうです。また天皇陛下も熱心にお話をお聞きになり、笑顔で接して励ましておられました。このお姿は被災された方々に、どんなに大きな生きる勇気をお与えにになったことか、本当に頭が下がります。こういうお立場のお方が勇気ある行動をされることは、これからの復興に向けてがんばれることができ、両陛下のお姿が、心のよりどころまた灯火となることでしょう。被災地にとって大変有り難く感謝せずにはおれないことだと思います。天皇陛下、皇后陛下におかれましては、どうかお疲れがでないようご自愛されますことを念じ申しあげます。
合掌 南无阿弥陀佛 善本秀樹拝

by junshoji | 2011-04-28 11:52 | 住職日記

佛教=極楽浄土   

2011年 04月 27日

 葬儀の挨拶等で、最近特に佛教でありながら、天国に行くというようなことを言われる方が多くなりました。佛教では天国とは言いません。佛教では極楽、お浄土に生まれると説きます。阿弥陀如来さまのお造りになった建立された佛国土が、お浄土であります。私達は他力本願のお念佛によって、この世で命終わった時、すぐさまお浄土に生まれ佛と成ることができるのです。これが、往生と言いすなわち佛に成る教え、佛教なのです。安易に天国と言うのは佛教徒として慎むべきことです。佛国土は、しっかりとした清らかな美しい浄土の上にあるのです。そのお浄土に生まれたら、ずっと佛として極楽の中にいるのではなく、またこの世に戻り、この私を佛の道へと導いてくださるのです。お浄土へ行ったままではないのです。佛となりこの私を、一生懸命お守りくださっておられるのです。その姿は煩悩具足の私の目には見えませんが、見えないからと言っていないということではなく、お念佛・南无阿弥陀佛となって、お守りいただき、お働きくださっているのです。これは間違いのない確かなことであります。今日は東日本大震災で亡くなられた方々の四十九日の法事になります。心静かにお念佛を称えましょう。ナモアミダブツ。
合掌 南无阿弥陀佛 善本秀樹拝

by junshoji | 2011-04-27 16:33 | 住職日記

他力本願   

2011年 04月 26日

 世間では、他力本願というと何か人まかせや、また怠け者というようなマイナスのイメージで言われていますが、本来の意味はそうではありません。佛教の教え、言葉が安易に受け取られていることが、世間にはたくさんあります。大変悲しいことです。他力本願とは、佛さま阿弥陀如来さまの「救わずにはおれない」という願い、すなわちご本願のことを言います。決して他人まかせにするようなことではないのです。南无阿弥陀佛というご本願のお働き、救いに身をおまかせし、ナモアミダブツと日々お念佛申しながら、佛さま阿弥陀如来さまの慈しみ(慈悲)に包まれ、確実にお浄土への道を一歩一歩前に歩ませていただくのです。これが宗祖親鸞聖人がお説き示しくださった、浄土真宗・他力本願の真実のみ教えです。ナモアミダブツ。
合掌 南无阿弥陀佛 善本秀樹拝

by junshoji | 2011-04-26 16:50 | 住職日記

日本再生=人を育てる教育   

2011年 04月 25日

 今この日本の危機には、物の復旧、復興は大事なことですが、小生は、日本再生・復興には、まず教育が必要であると思っています。今までブログにも書いてきました。人を育てる教育を日本再生の国是とすることです。幼い時から教育を大切にしていくべきです。今菅総理が日本のトップリーダーですが、今日の参議院予算委員会で菅総理辞めよという発言がありましたが、今の日本の危機にとんでもないことです。今トップリーダーを変えたら混乱しかありません。菅総理のリーダーシップを発揮できる環境を整えるのが、国会議員の仕事でもあります。これからはもっと自己に対するリーダーシップが必要であり、国会議員も含め国民一人ひとりが行動に責任を持つことが、日本を変えていく原動力なるのではないでしょうか。復興にはお金がもちろん必要ですが、お金は使い方によっては、善にもなり悪にもなります。それよりも地域社会から人が育っていくことが、これからの日本にとって大事なことだと思うのです。
合掌 南无阿弥陀佛 善本秀樹拝

by junshoji | 2011-04-25 17:35 | 住職日記

原発事故処理を最優先に   

2011年 04月 24日

 菅総理の諮問機関・復興構想会議が昨日二回目の討議を開きました。この日本の危機に、週一回の会議では少な過ぎます。もっと頻繁に、もっと時間をかけて話し合うべきです。具体的な案が出てきてはいますが、「東北地方から日本全土を変えていく再生・復興プラン」を考えていくべきではないでしょうか。まずそのためには、福島第一原子力発電所の事故処理・収束が最優先事項であり、全国民の総力を挙げての取り組みを実行し、そしてこの期に、原子力発電所の今後の存在有無を真剣に考え、問うていくべきであると考えます。そうしなければこのままでは、日本は世界から孤立してしまいます。小生は、問題は多々ありますが、すぐさま全国各地の原子力発電を止めることを望みます。目に見えない放射能汚染の危険を、恐怖を次の世代に伝えないようにしてほしいものです。最近自然の脅威とかよく言われますが、自然は決して脅威ではありません。私達が繁栄し、贅沢な生活ができたのも、自然を壊しあらゆる命を我がものにしてきたからです。人間の傲慢さこそが、自然の脅威ではないでしょうか。自然と共に生きる謙虚さが復興プランには必要です。財源の問題は、復興支援と将来いつ起こるかもしれない災害のための「支援未来税」が必要です。今の私たちが責任を負うのです。今年の政党交付金全額を、まず「支援未来税」に投入すべきであると考えます。今の政治家が襟を正しどんな仕事をするのか試される時です。
合掌 南无阿弥陀佛 善本秀樹拝

by junshoji | 2011-04-24 16:14 | 住職日記

親鸞聖人   

2011年 04月 23日

 浄土真宗をお開きになった宗祖親鸞聖人。今年750回忌のご法事のご縁をいただく御年であります。750回大遠忌にあたり今一度親鸞聖人のご遺徳を偲び、親鸞聖人は今の私に何を伝えようとされておられるのか、真摯に受け止めていかなければならないと思うことです。親鸞聖人の残されたご書物やお言葉、ご行動を通して気づかしていただくことが多々あります。浄土真宗は在家佛教であると言われます。親鸞聖人は佛教界で初めて、ご結婚され家庭を持たれました。もちろん子供を産み育てられました。いわば肉食妻帯です。その当時では考えられない行動をされ、相当な世間の非難を受けられたことと思いますが、しかし今ではあたりまえのことです。出家とは、家庭を捨て独り身で修行していくことです。親鸞聖人は私達と同じく家庭・家族の中で楽しい時も苦しい時もお念佛を喜ばれ、そのことによってそれまではごく一部の人たちにしか伝わらなかった佛教・お念佛が、広く大衆に届けられるようになりました。親鸞聖人のお念佛の声が、日本人の佛教に対する意識を変えていったのです。一般の人々にありのままでの生活の中で、佛法によって生きるパワーをお与えになられ、その源が今の私に伝えられているのです。親鸞聖人のご恩に報いる行動をしていかなければなりません。
合掌 南无阿弥陀佛 善本秀樹拝

by junshoji | 2011-04-23 17:16 | 住職日記

日本非常事態宣言   

2011年 04月 22日

 東日本大震災以後被災地では、小学校、中学校で遅れて入学式や始業式が行われています。近くの学校が大津波で被害をうけ、海岸線の高波を横に遠くの学校にバスに乗り集団で通学する様子が、テレビで報道されていましたが、一部の親御さんたちが二次災害を恐れ子供たちを通学させないのはよく理解できます。小生思うに、子供たちはこれからの日本を支えていく大きな力になる存在です。こんな大震災の時でも少しでも善い環境で、教育を受けてもらいたいのです。そのために、学童疎開を一年、二年とさせるべきではないでしょうか。県外の廃校になった学校または温泉宿やホテルを借り切り集団生活をしてもらうことはできないものでしょうか。福島第一原子力発電所の事故により警戒区域が設けられました。我が家がありながら、帰れないというほど虚しく、寂しく悲しいものはありません。昨日駆け込んで帰宅し、大事なお金や位牌等々を取り出しておられる姿は、あまりにも痛々しい光景です。これが経済大国と云われる日本なのかと思うほどです。一瞬にしてあたりまえの生活を奪ってしまった原発事故。日に日に諸問題が深刻になる日本。菅総理は昨日福島県の避難所を訪問しましたが、あまりにもタイミングが悪く復興に向けた具体案もなく、被災された方々が激怒するのは当然のことです。菅総理をサポートするブレーンがいないのがよくわかります。日本は今非常事態です。国民一人ひとりがもっと危機感を持つべきです。
合掌 南无阿弥陀佛 善本秀樹拝

by junshoji | 2011-04-22 14:13 | 住職日記

我慢   

2011年 04月 21日

 神戸ではもう桜も散り、次第に山並みの緑が濃くなって来ました。とはいえ朝夕はまだ冷えます。東日本大震災で被災された地域、特に東北地方では、寒気が戻りその影響で気温が下がったことでしょう。なかなか先の見えない避難生活のなかで、体調を崩されていないか心配です。これからどうなるのか詳しい情報も少なく、不安いっぱいのなか我慢にも限界があります。福島第一原子力発電所の事故により、警戒区域が設定されるそうですが、我が家に戻れないことがいかに悲しく、苦痛なことか小生も阪神・淡路大震災で経験しよくわかります。1日も早く原発を廃炉にし、放射線を封じ込めるよう人員を総動員し対処してもらいたいものです。原発は作ることより、廃炉にすることが大変難しいのが、今回の事故でよくわかります。事故は想定外ということは、自然の中に生きている以上ありえません。想定外とは人間の勝手な傲慢さの表れです。今現在も原子力発電所は全国各地で稼働しています。いつしか必ずまた来るであろう大震災、大津波に対処できるか不安です。今自然界に、「さあどうする」と試されているような気がします。「生活様式・ライフスタイルをこの期に変えよ」と、教えとして受け止めたいものです。
合掌 南无阿弥陀佛 善本秀樹拝

by junshoji | 2011-04-21 12:46 | 住職日記