2014年 11月 04日 ( 1 )   

賛否両論   

2014年 11月 04日

 安楽死とは、回復の見込みがない人の死期を医師が薬等で早めることを言います。日本ではこの行為は法律として認められていません。
また、患者さんの意思を尊重して延命治療法を止める・尊厳死はあります。
安楽死と尊厳死とは根本的には違います。
末期ガンで余命約半年と厳しい宣告をされていた29歳のアメリカ人女性が、自ら安楽死を予告し、その予告通りアメリカオレゴン州の自宅で、家族に囲まれながら、医師から渡された薬を飲んで息を引き取りました。アメリカ・オレゴン州は、数少ない安楽死が法律で認められている州であります。
衝撃的なニュースでありました。
人は寿命を迎えたら死んでゆかなければなりません。
この寿命は誰にもわかりません。
小生も含め人は、生まれてくること・死んでゆくことも、自らの意思で選べないのです。
余命宣告された苦しみ、身体の末期ガンの痛みは耐え難いものでありましょう。
しかしながら、忘れていますが、生まれてくる時も想像し得ない苦しみを伴って生まれてきたのです。
死ぬ時も決して楽な死に方はないと小生は考えます。
賛否両論はあるかと思いますが、寿命を全うするからこそ、命が尊いと言えるのではないでしょうか。
誰だって死にたくはないのです。
しかし、死は誰しも必ず訪れます。
その時、南无阿弥陀佛によって、この私の命は極楽浄土に帰ってゆくのです。
これこそが真実なのです。
合掌 南无阿弥陀佛 善本秀樹拝

by junshoji | 2014-11-04 21:44 | 住職日記