友人の訃報   

2017年 11月 14日

 もう今年も来年・新年のご挨拶を控える喪中ハガキが来るようになりました。そのなかで、小生の中学・高校の同級生・友人の奥さまから喪中の葉書が届きました。一瞬目を疑いました。何度も見直しました。それは間違いなく突然亡くなったと。「これまでのお付き合いに感謝申しあげます」と手書きされていました。小生の友人がもう亡くなる。もうそんな歳なのかと何故か頭がボーとしました。
高校卒業後以来何度か連絡を取り合ったことはありましたが、ゆっくり会うことはありませんでした。そう想うと、もう40年も前の高校時代のことが走馬灯のように頭をよぎりました。彼の体型はいかにも大柄でした。真面目で常に勉強は一生懸命。運動・走りは苦手でした。小生と生徒会の役員も一緒に務めました。小生がトラブルに巻き込まれた時身体を張ってかばってくれました。お互い喧嘩もしました。顔ももちろん今でもよく覚えています。そんな懐かしい友人がもういない・亡くなったのです。もう一度元気な姿で会いたかった。いろいろ話がしたかった。思わず涙が出ます。
彼の喪中葉書を阿弥陀如来さまの御前に安置し合掌しました。自然にお念佛・南无阿弥陀佛が声となって出て来ました。また彼と会える世界・お浄土がある。改めて有り難いみ教え・阿弥陀如来さまの願いに気づかしていただきました。ありがとうございます。
合掌 南无阿弥陀佛 善本秀樹拝
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by junshoji | 2017-11-14 21:23 | 住職日記

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