一億総活躍   

2015年 10月 15日

 安倍晋三総理大臣の組閣変更がなされしばらく経過しました。組閣変更毎に新しい大臣ポストが増えています。
この度も、一億総活躍担当大臣なるものが登場しました。前回は、地方創生担当大臣が作られましたが、具体的にどんなことをする大臣なのか今でもよくわかりません。特に今回の一億総活躍担当大臣はまったくわかりません。
毎度のことながら、関係閣僚や有識者を集めた会議ばかりが目立ち、実際その会議でどのような話がされているのか不透明であります。
安倍晋三総理大臣が提唱した、国内総生産600兆円・希望出生率1.8・介護離職ゼロと掲げていますが、これは、願い・目標であって、新しい大臣まで設けてあれやこれやと各府省庁から人を集め、議論だけしていても何も生まれないし成果は上がらないと思います。
まず人が動くことが大事ではないでしょうか。大臣自身自らが東京で会議・議論するよりも全国各地を回り、言わば国民1人ひとりの生の声を聞き入れ、その地方に合った国にしかできない大胆な施策を即実施すべきだと思います。会議ばかりでは後手後手になってしまいます。
兎にも角にも、政治家・役人のためだけの大臣ポスト新設は不要ではないかと、小生浅学非才の考えではありますがそう思えてなりません。
合掌 南无阿弥陀佛 善本秀樹拝

by junshoji | 2015-10-15 21:33 | 住職日記

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