退任・再会・別れ   

2013年 04月 16日

 親鸞聖人の血筋を系統している浄土真宗本願寺派・西本願寺のご門主さまが、立教開宗記念法要(春の法要)をご影堂(親鸞聖人の御木像をご安置している)で、営んだ後に退任すると表明されました。来年6月5日に退任し、ご長男・光淳さまが新しいご門主さまに就かれます。
 来日中のアウンサンスーチーさんは、京都を散策した後、龍谷大学で講演されました。「平和の実現のために宗教の違いは関係ありません。暴力ではなく、敬意を持って他人と接することが必要であります」と述べられました。アウンサンスーチーさんのお言葉は常に力強く、人に感動を与えます。
 お元気なころはたびたび京都・西本願寺を参拝されていた、三国連太郎さんが亡くなりました。神戸別院(モダン寺)で講演されたこともありました。浄土真宗に帰依されたお方であります。三国連太郎さんが監督・制作された「親鸞・白い道」では、独特な親鸞像で映し出していました。
世間ではいろんなことがあります。退任・再会・別れは常にどこでもあることなのです。
合掌 南无阿弥陀佛 善本秀樹拝

by junshoji | 2013-04-16 22:14 | 住職日記

<< 新生大阪フェスティバルホール      観えない佛さま >>