決められない政治家たち   

2012年 10月 20日

 政権与党・民主党代表=野田佳彦総理。野党第一党・自民党=安倍晋三総裁が決まってから、どれだけの時間を費やしたでしょうか。いまだ、臨時国会は開かれていません。国会議員は今何も仕事をせず、国民の税金=歳費を受け取っているのです。仕事をしない体たらく議員があまりにも多過ぎます。そんななか、昨日ようやく、民主党・自民党・公明党との党首会談が行われました。しかし、野田総理は自民党・公明党が求める衆議院解散の時期をはっきりと示さなかったため、会談は決裂しました。民主党は今月29日に臨時国会を召集する方針ですが、自民党・公明党は審議拒否をする構えで、臨時国会は冒頭から混乱・大荒れする様相です。そもそも、野田総理の発した「近いうち」に国民に信を問うという発言が、こんにちまで尾を引いているのです。世間の風潮を見れば、もう早期の衆議院解散は避けなられないでしょう。野田総理は昨日、環境が整うまでは衆議院を解散しないというような発言をしていますが、現実は今総選挙をすれば、民主党は自滅することは明白であります。しかしながら、このまま来年度の予算編成すらできないとなれば、日本は大変な事態になります。それにしても、国民の生活の安定・東日本大震災被災地復興をまず考えようとしない・行動しない・責任感のない永田町の議員たちには、愕然とさせられます。
合掌 南无阿弥陀佛 善本秀樹拝

by junshoji | 2012-10-20 18:47 | 住職日記

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