橋下新市長と野田総理   

2011年 12月 13日

 臨時国会が閉会してから、野田総理・内閣の支持率が発表されました。今回の各マスコミの世論調査で、初めて不支持率が、支持率を上回りました。今回の調査ではっきりしたことは、野田総理の実行力のなさ・不信感が、不支持増加に繋がったようです。また、防衛大臣・消費者担当大臣への甘い対応も批判をあびています。また、野田総理は何をしたいのかよくわからないと、答えた人が多かったようです。そしてなんと言っても諸問題を先送りしたことは、ますます世の中を混沌とさせています。国会議員の定数・歳費削減。国家公務員の人員・給与削減。医療費の窓口負担引き上げ・上乗せの問題等々。民主党の先送り体質は、野田総理になっても変わっていません。そんななか、次期大阪橋下新市長と野田総理をついつい比べてしまいます。お二人の違いは何なのか。それは今回の世論調査でも出た実行力の差です。橋下新市長は大きなビジョンを常に掲げ確実に前に進んでいます。就任前に精力的に市役所の幹部にヒヤリング・レクチャーを受け動き回っている姿は、大阪市民に大きな期待と安心感を与えています。そしてまだまだ橋下新市長は若い。これから日本・世の中を必ず大きく変えてくれる頼もしさが、橋下新市長にはあります。それに比べて野田総理は、自身の力強い言葉がまったくなく、弱々しいのです。増税ありきならもっと丁寧にわかりやすく、民主党内ではなく、国民に向かって話し続けるべきです。増税のメリット・デメリットをはっきりと述べることが今一番必要です。野田総理、今あなたのリーダーシップがなければ、明日の日本は沈没してしまいます。今後の野田総理の決断力・実行力に期待します。
合掌 南无阿弥陀佛 善本秀樹拝

by junshoji | 2011-12-13 18:03 | 住職日記

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