驚き   

2011年 10月 29日

 大手・東証一部上場製紙会社の創業者御曹司の前会長が、自らの会社からカジノ代等で、なんと106億8千万円を引き出し、豪遊したそうです。2010年の5月から2011年の9月までの短期間に、子会社等から借り入れ、47億円をとりあえず返済したそうですが、いまだ、60億円近くの大金が未返済だそうです。創業家出身の前会長という立場とはいえ、まるで私物化のような会社があるのには、信じ難くただただ驚くばかりです。もう一つこれまた驚くことがありました。以前トイレに義援金として現金を置き去る出来事がありましたが、この度は、青森県八戸市役所のトイレになんと、4千万円という大金が発見されました。被災された方々に役立ててもらいたい云々の便箋があったそうです。どちらにも言えることは、普通の人間には、なかなか理解できないということです。もう少しお金の使い方・渡し方があるのではないかと思います。お金があればあるほど、悩みが増えるのでしょう。普通・ほどほどの有り難さを感じさせてもらう出来事でした。
合掌 南无阿弥陀佛 善本秀樹拝

by junshoji | 2011-10-29 16:39 | 住職日記

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