笑顔=幸せになる   

2011年 05月 17日

 佛教の教えのなかに、和顔施という行が説かれています。つまり笑顔のことです。笑顔はひとつのお布施であるということです。しかし笑顔は簡単なようで、なかなか心からの笑顔は出ません。心労があれば自然な笑顔が、表に出にくいものです。それとは反対に、心底から相手の幸せを願えば、自然に笑顔が出てくるのです。どんなに苦しいとき辛く悲しいときにでも、ひとつの笑顔があれば周りの人たちが、笑顔によって幸せになれるのです。和顔施・笑顔は考えてみれば最も簡単なようで難しい行であると思いますが、笑顔があれば、物事は必ずいつかは善くなります。常に笑顔で人と接しながら、一歩一歩確実に前へ進んで行きましょう。笑顔は人を幸せにするのです。東日本大震災の被災地の復興もそう願いたいものです。
合掌 南无阿弥陀佛 善本秀樹拝

by junshoji | 2011-05-17 14:31 | 住職日記

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