悩み   

2011年 04月 20日

 人は必ず悩みを持っています。その悩みすべては、自分の思い通りにならないという一言につきるのではないでしょうか。ああしたい、こうなって欲しいと思いだけが膨らみ続け、身動きできない時があります。その悩みとはほとんどが自己中心的なものであり、思い通りにならなければ、外、他に向けて自分以外が悪いんだという勝手な意識を持ちます。またその思いを溜め込み過ぎて重くなり身動きできなくなってしまい、後ろばかり振り返り前に進めなくなってしまいます。これが本人には気づかない一種の鬱状態ではないでしょうか。これすべて命終わるまで離れることのない、「煩悩」によって引き起こされるのです。すべての事のおこりを自分中心にしてしか見れないのです。思い通りにしたい欲望から怒りや妬みになり、心身共に苦しみ悩み続け動けなくなるのです。佛さま阿弥陀如来さまの法に出遭えば、煩悩に満ち満ちているこの私の迷っている姿、醜い真の姿を見ることができます。佛法はこの私をそのまま写し出す鏡なのです。ナモアミダブツとお念佛を称えると、ありのままの私の姿に気づかされます。悩みに躊躇して動けない時、南无阿弥陀佛(ナンマンダブツ)と声に出しながら少しずつ前に進みましょう。その先には、必ず今までになかった明るさがあります。
合掌 南无阿弥陀佛 善本秀樹拝

by junshoji | 2011-04-20 16:44 | 住職日記

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