生と死を問う   

2011年 04月 18日

 日ごとに東日本大震災で亡くなられた方々、また行方不明者の数が増えていく現状です。避難生活を余儀なくされておられる避難者の方々は、避難所において、さまざまな問題が起こっていることでしょう。精神的体力的にも、限界が来ている方々もたくさんおられることだと思います。そんななか、いったい何のために生きているのか。また人は死んだらどうなるのか。日々自問されていることと思います。これらの問いは、私達の知識だけでは答えを得ることはできません。地位や名誉も何の役にもたたず、長い人生経験だけでは解決できないのです。こういう時であるからこそ、生きていく深い深い闇の中、不安いっぱいの時に、佛さま阿弥陀如来さまの「救わずにはおれない」という願いが、ナモアミダブツとなって届けられ聞こえて来るのです。浄土真宗をお開きになった親鸞聖人は、「彌陀の誓願は 無明長夜の おおきなる ともしび(灯火)なり」とおっしゃっておられます。あなたを必ず救うという佛さま阿弥陀如来さまの願い、ご本願を聴いていくことにより、迷う人生の大いなる灯火となるのです。この灯火を前に、生とは死とはの答えが、お念佛の声、形となり現れてくださり、教えとなって届けられるのです。ナモアミダブツ。
合掌 南无阿弥陀佛 善本秀樹拝

by junshoji | 2011-04-18 11:48 | 住職日記

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