リーダーシップ   

2011年 04月 17日

 ここ最近の菅総理、何か元気がないというか、発する言葉に覇気がありません。東日本大震災によってまさに今は日本の危機・国難であるのに、私達を勇気づける的確なメッセージは、まったく発していません。先日の東京都知事に再選された石原都知事は、大震災に対する具体的な対策をはっきりと述べています。その内容は、わかりやすくうなづけます。また大阪府の橋下知事は、今回の大阪市議選は負けたと早々に認め、次の大阪都構想に向けての強い姿勢、取り組みが発した言葉によって感じとることができます。強いはっきりとした言葉は、聞く側、国民にとっては、内容は二の次にして安心感を与えます。国民はトップリーダーの先の見える勇気あるはっきりした言葉を、求めています。それを灯火とし、前に向かって一歩ずつ進んで行けるのです。菅総理の言葉に期待し待っています。今総理を変えるというような考えは、決して持つべきではありません。自我を捨て、一番に東日本大震災で亡くなられた方、行方不明者、被災された方々のことを考えるべきです。
合掌 南无阿弥陀佛 善本秀樹拝

by junshoji | 2011-04-17 15:40 | 住職日記

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